「ハーブティーを美味しく淹れたいけど、どんなポットを選べばいいの?」と迷っていませんか?ハーブティーは専用ポットを使うだけで、香りと風味が格段にアップします。この記事では、初めてポットを選ぶ方でも失敗しないよう、素材・容量・茶こしの選び方から価格帯別おすすめ商品12選、正しい淹れ方・お手入れ方法まで徹底解説します。自分にぴったりのポットを見つけて、毎日のティータイムをもっと豊かにしましょう。
ハーブティーポットとは?急須や普通のティーポットとの違い

ハーブティーポットとは、ドライハーブやフレッシュハーブを使ったハーブティーを淹れるために設計された専用のティーポットです。
日本茶を淹れる急須や、紅茶向けの一般的なティーポットとは、いくつかの点で構造的な違いがあります。
急須は陶器製が多く、茶葉の目に合わせた細かい茶こしが内蔵されています。一方、ハーブティーポットはハーブの葉や花びらなど不規則なサイズの素材をしっかりとキャッチできる、やや大きめで深みのある茶こしを備えているのが特徴です。
また、ハーブティーは色や形の変化を楽しむ飲み物でもあるため、透明なガラス製ポットが多く採用されています。
普通のティーポットでも代用は可能ですが、茶こしの目が粗いとハーブが漏れ出し、細かすぎると目詰まりするという問題が起きやすいです。専用ポットはこの両方の問題を解消する設計になっています。
専用ポットが必要な3つの理由
ハーブティー専用ポットをわざわざ用意する価値があるのか、疑問に思う方も多いでしょう。以下の3つの理由から、専用ポットの導入を強くおすすめします。
理由①:ハーブの香りと風味を最大限に引き出せる
ハーブティーの香り成分(精油)は熱に敏感です。専用ポットは蒸らし機能に優れた密閉構造を採用しているものが多く、香り成分を逃がさず蒸らせるため、風味豊かな一杯に仕上がります。
理由②:茶こしがハーブの形状に最適化されている
ハーブの葉・花・茎は、茶葉に比べてサイズが大きくバラつきがあります。専用ポットの茶こしはこれらを逃がさないよう適切な目の細かさに設計されており、カップに注いだときにハーブが混入しにくい構造になっています。
理由③:美しい色の変化を楽しめる
ハーブティーの醍醐味のひとつが、カモミールの黄金色やハイビスカスの鮮やかな赤など、色の変化を目で楽しむことです。透明なガラス製専用ポットを使えば、その変化を視覚的に楽しめ、ティータイムがより豊かな体験になります。
ガラス製が主流の理由と素材ごとの特徴
ハーブティーポットにはガラス・陶器・ステンレス・プラスチックなど複数の素材があります。中でもガラス製が主流なのには明確な理由があります。
ガラス製が主流の理由は大きく3点です。まず透明性により、ハーブが開く様子や色の変化をリアルタイムで観察できます。次ににおいが移りにくいこと。ガラスは無臭素材のため、異なる種類のハーブを入れても前回の香りが残りません。そして洗いやすさ。ツルツルした表面は汚れが落ちやすく、清潔に保ちやすいです。
素材ごとの特徴は以下の通りです。
| 素材 | 主な特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| ガラス | 色の変化が見える・においが移りにくい | 見た目を楽しみたい人 |
| 陶器・磁器 | 保温性が高い・重厚感がある | 温かさを長く保ちたい人 |
| ステンレス | 耐久性が高い・割れない | アウトドアや職場で使う人 |
| プラスチック | 軽量・安価 | コストを抑えたい入門者 |
失敗しないハーブティーポットの選び方5つのポイント

ハーブティーポットを選ぶ際に確認すべき重要なポイントは5つあります。
この5つをしっかり押さえておけば、「買ってから後悔した」というケースをほぼ防ぐことができます。購入前にチェックリストとして活用してください。
容量は「飲む人数+1杯分」が目安【早見表付き】
ポットの容量選びは、使う人数と1回に飲む量を基準に決めましょう。目安は「飲む人数+1杯分」です。
ハーブティーは2〜3分の蒸らし後にすぐ注がないと、苦味や渋みが出やすくなります。そのため、ポットに余分な量を残すことなく1〜2回で飲み切れるサイズが理想的です。
| 使用人数 | おすすめ容量 | 1杯150mlとして |
|---|---|---|
| 1人 | 300〜400ml | 2〜3杯分 |
| 2人 | 500〜600ml | 3〜4杯分 |
| 3〜4人 | 700〜1,000ml | 5〜7杯分 |
| 5人以上 | 1,200ml以上 | 8杯分以上 |
一人暮らしなら300〜400mlのコンパクトサイズが最適です。ゲストを招くことが多い家庭では700ml以上を選ぶとよいでしょう。
茶こしの目の細かさと形状をチェック
ハーブティーポットで最も重要なパーツが茶こし(ストレーナー)です。茶こしの質によって、カップに注いだ際のハーブの混入量が大きく変わります。
目の細かさについては、メッシュタイプ(細かい網目)がおすすめです。細かいカモミールの花びらや粉砕されたペパーミントの葉なども、メッシュタイプなら漏れにくく快適に飲めます。
形状については以下の3タイプがあります。
- バスケット型(かご型):ポット内部に収まる大きな茶こし。ハーブが広がりやすく、抽出効率が高い。最もおすすめ。
- 注ぎ口一体型:注ぎ口に茶こしが内蔵されているタイプ。シンプルだが目詰まりしやすい。
- 別置きタイプ:茶こしを別途セットするタイプ。洗いやすいが部品が増える。
特にカモミールやルイボスなど細かい素材を使う場合は、バスケット型のメッシュストレーナーを選ぶのが失敗しないコツです。
素材別メリット・デメリット比較
素材選びは「どんなシーンで使うか」によって変わります。各素材のメリット・デメリットを正しく理解して、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。
| 素材 | メリット | デメリット | 価格帯 |
|---|---|---|---|
| 耐熱ガラス | 色が見える・においが移らない・洗いやすい | 割れやすい・保温性が低め | 1,000〜8,000円 |
| 陶器・磁器 | 保温性が高い・デザイン豊富・重厚感 | 重い・においが移りやすいものも | 2,000〜15,000円 |
| ステンレス | 割れない・軽量・耐久性抜群 | 色が見えない・デザインが限られる | 2,000〜10,000円 |
| プラスチック | 軽量・安価・割れにくい | においが移りやすい・高温に弱い | 500〜2,000円 |
日常使いでハーブの香りや色を楽しみたいなら耐熱ガラス、ギフトやインテリアとしても使いたいなら陶器・磁器がベストチョイスです。
電子レンジ・食洗機・直火対応の確認ポイント
日常使いでの利便性を高めるために、購入前に電子レンジ・食洗機・直火への対応状況を必ず確認してください。
電子レンジ対応:耐熱ガラス製の多くは電子レンジ使用可能ですが、金属製パーツ(茶こし・フタ金具)が含まれる場合は不可なことがあります。
食洗機対応:食洗機に対応しているポットは日常的なお手入れが楽になります。ただし、ガラス製はヒーターの熱風で破損するリスクもあるため、食洗機対応と明記されている商品を選ぶことが重要です。
直火対応:ガラス製ポットの中には直火NGのものも多くあります。直火対応品は「耐熱ホウケイ酸ガラス使用」と明記されていることが多いです。陶器製は一般的に直火不可のものが多いため注意が必要です。
以下のチェックリストで確認しましょう。
- 電子レンジ:対応可 / 不可(金属パーツ有無を確認)
- 食洗機:対応可 / 不可(ガラスは要確認)
- 直火:対応可 / 不可(IH対応も別途確認)
- オーブン:対応可 / 不可(ほぼ不可が多い)
パーツ交換できるブランドを選ぶと長く使える
ハーブティーポットは茶こし・フタ・パッキンなど細かいパーツで構成されています。これらのパーツが壊れたり劣化したりしたとき、別売りのパーツ交換に対応しているブランドを選ぶと、本体ごと買い替えるコストを節約できます。
パーツ交換に対応しているブランドの例としては、ハリオ(HARIO)やイワキ(iwaki)などが挙げられます。これらのブランドは日本国内に正規流通網があり、公式サイトや大手通販サイトでパーツ単品購入が可能です。
特に茶こし(メッシュストレーナー)は使用頻度が高く目詰まりや変形が起きやすいパーツです。茶こし単体で500〜1,500円程度で購入できるブランドを選ぶと、長期的なコストパフォーマンスが大きく向上します。
【価格帯別】ハーブティーポットおすすめ12選

ここからは予算別に厳選したおすすめハーブティーポット12選を紹介します。
価格帯は〜2,000円・3,000〜5,000円・5,000円以上の3段階に分け、それぞれ4製品をピックアップしました。各商品の特徴・容量・素材・対応機能をわかりやすく整理しています。
【〜2,000円】コスパ重視の入門モデル4選
初めてハーブティーポットを購入する方や、まず試してみたい方に向けた2,000円以下のコスパ優秀なモデルを紹介します。
① HARIO(ハリオ)チャイティーポット 450ml|約1,500円
日本の耐熱ガラスメーカー・ハリオの入門モデルです。耐熱ガラス製で電子レンジ対応(フタを除く)。容量450mlは一人〜二人使いにちょうどよいサイズです。茶こしはステンレスメッシュで、細かいハーブも安心してお使いいただけます。ハリオ製品はパーツ交換にも対応しており、長く使えるのも魅力です。
② iwaki(イワキ)ティーポット with茶こし 500ml|約1,800円
AGCテクノグラス社のiwakiブランドが展開するシンプルな耐熱ガラスポットです。食洗機対応(茶こしを除く)で日常のお手入れが簡単。容量500mlで1〜2人にぴったりのサイズ感です。電子レンジでの加熱も可能(金属パーツ除いた状態で)で、利便性の高さが魅力です。
③ 無印良品 耐熱ガラスポット 700ml|約1,990円
シンプルデザインで人気の無印良品のガラスポットです。容量700mlと大きめで2〜3人用としても使えます。無駄なデザインを排したミニマルなフォルムはどんなキッチンにもなじみます。茶こしは着脱式で洗いやすく、衛生面でも安心です。
④ Anesty ガラスティーポット 600ml|約1,200円
オンライン限定で販売されているコスパ型ガラスポットです。バスケット型の大きなステンレス茶こしが付属しており、大葉のハーブでも小粒のハーブでもしっかりキャッチします。価格が1,200円前後と非常にリーズナブルで、初めてのハーブティー生活の入門として最適です。
【3,000〜5,000円】機能性とデザインのバランス型4選
機能性とデザイン性のバランスが取れた中価格帯(3,000〜5,000円)の4モデルをご紹介します。毎日使いたい方や、キッチンをおしゃれに演出したい方に向いています。
① HARIO(ハリオ)フィルターインティーポット 600ml|約3,500円
ハリオの人気シリーズ「フィルターイン」のティーポットバージョンです。大きなバスケット型フィルターがポット内にすっぽり収まり、ハーブをのびのびと広げて抽出できます。冷蔵庫で冷やしてアイスハーブティーも楽しめるため、季節を問わず活躍します。容量600mlは2人使いに最適です。
② Kinto(キントー)UNITEA ティーポット 720ml|約4,200円
日本のライフスタイルブランド・Kintoが展開するUNITEAシリーズのティーポットです。スタイリッシュなシリンダー型デザインが特徴で、ガラス・シリコン・ステンレスを組み合わせた上質な素材感があります。バスケット型のストレーナーは大容量で、フレッシュハーブも余裕で使えます。
③ ニルギリス(NILGIRIS) ガラスティーポット 500ml|約3,800円
紅茶専門ブランドのティーポットですが、ハーブティーにも非常に相性が良いモデルです。ハンドル部分にシリコンカバーを採用し、熱いお湯を注いでも持ちやすい構造になっています。ステンレス製の茶こしは取り外して丸洗いでき、清潔さを保ちやすいのも魅力です。
④ Bodum(ボダム)BRAZIL フレンチプレスコーヒーメーカー 1,000ml|約4,500円(※コーヒーメーカーですがハーブティーにも転用可能)
デンマーク創業・スイス本社のブランド・Bodumの定番製品です。スタイリッシュなデザインとプラスチックフレームの組み合わせで、軽量かつ持ちやすい形状です。容量1,000mlと大きく、3〜4人分を一度に作れます。フレンチプレス構造を採用しているため、ハーブをしっかり抽出してからプランジャーで遮断できる独自の機能が便利です。
【5,000円以上】長く愛用できる本格派4選
品質・デザイン・耐久性にこだわる方のための5,000円以上の本格派モデルをご紹介します。一度の投資で長く使い続けられる価値ある4選です。
① Kinto(キントー)LOOP ティーポット 800ml|約6,600円
Kintoが展開するLOOPシリーズのティーポットです。耐熱ガラス製のポット本体にステンレスの蓋とストレーナーを組み合わせた高級感あるデザインが特徴です。大きなバスケット型ストレーナーはハーブを余裕を持って入れられ、抽出効率が非常に高いです。テーブルに置いた姿が美しく、おもてなしにも最適です。
② FORLIFE(フォーライフ) カーブティーポット 1,100ml|約7,200円
アメリカのティーウェアブランド・FORLIFEの代表作です。ユニークなカーブフォルムと豊富なカラーバリエーションが人気で、インテリアとしても存在感を発揮します。0.3mmの細かい穴を持つステンレス製バスケット型インフューザーが内蔵されており、フレッシュハーブを使った際も抽出がスムーズです。陶器製のため保温性も優れています。
③ JENAER GLAS(イェナーグラス)ティーポット 1,000ml|約8,500円
ドイツの老舗ガラスメーカー・イェナーグラスの高品質なティーポットです。耐熱性・耐衝撃性に優れたホウケイ酸ガラスを使用しており、直火使用が可能な数少ないガラスポットのひとつです。シンプルで洗練されたデザインはドイツの職人技を感じさせ、長く使っても飽きのこない一品です。
④ RIEDEL(リーデル)ティーポット 1,400ml|約12,000円
ワイングラスで世界的に有名なRIEDELのティーポットシリーズです。極薄のクリスタルガラスを使用しており、ハーブティーの色の美しさを最大限に引き立てます。大きな注ぎ口と重心の安定した設計で、使い心地も申し分ありません。特別なギフトや本格的なティーセットとしての使用に最適な一品です。
【用途別】あなたにぴったりのハーブティーポットはこれ

同じハーブティーポットでも、使う人や場面によって「最適な選択」は変わります。
ここでは一人暮らし・ギフト・保温重視・アウトドアの4つのシーン別に、ぴったりのポットタイプを解説します。
一人暮らしで毎日使いたい人向け
一人暮らしで毎日使うなら、300〜450mlのコンパクトサイズが最適です。大きすぎると毎回余ってしまい、ハーブが過抽出になって苦味が増してしまいます。
おすすめの条件は以下の通りです。
- 容量:300〜450ml(1〜2杯分)
- 素材:耐熱ガラスまたはステンレス
- 洗いやすさ:食洗機対応または着脱式茶こし
- 価格:1,500〜3,500円が使いやすい
特にHARIOのフィルターインティーポット(600ml)は一人でも使いやすく、冷蔵庫でアイスティーを作る際にもそのまま保管できる点が便利です。コンパクトサイズをお探しならHARIOチャイティーポット450mlが第一候補になります。
おしゃれなギフト・プレゼントを探している人向け
ハーブティーポットは、誕生日・母の日・引っ越し祝いなど様々なシーンで喜ばれるギフトです。贈り物として選ぶ際のポイントはデザイン性・ブランド力・パッケージの3点です。
おすすめのギフト向けポットの条件は以下の通りです。
- 見た目が美しい(透明ガラス・カラフルセラミック)
- ブランド名が入っているもの(KintoやFORLIFEなど)
- 化粧箱や専用ギフトボックスが付属
- ハーブティーのセットと組み合わせられる
特にFORLIFE カーブティーポットはカラーバリエーションが豊富でギフト映えするデザインが揃っています。またKinto LOOPシリーズは洗練されたデザインで幅広い年代の方に喜ばれます。
保温性を重視したい人向け
「ゆっくりと時間をかけてティータイムを楽しみたい」「ポットを置いておいても冷めにくいものがいい」という方には、陶器・磁器製のポットが最も適しています。
陶器製ポットは熱を蓄積する性質(蓄熱性)が高く、ガラス製と比べて約20〜30%長く温度を保てると言われています。さらに、ウォーマー(キャンドルスタンド型の加熱台)と組み合わせることで、長時間の保温も可能です。
保温を重視する場合のおすすめポイントは次の通りです。
- 素材:陶器・磁器製を優先
- フタ:密閉性の高いものを選ぶ
- ティーコジー(保温カバー)の使用を検討
- ウォーマーとのセット商品も便利
アウトドアや職場で使いたい人向け
アウトドアや職場でハーブティーを楽しみたい場合は、耐久性・携帯性・利便性を重視したポット選びが大切です。
屋外での使用を考えると、ガラス製は割れるリスクがあるため、ステンレス製または二重壁構造の断熱ポットがおすすめです。
アウトドア・職場向けポットの選定基準は以下の通りです。
- 素材:ステンレス製・プラスチック製(割れにくい)
- 二重壁構造で保温・保冷が可能なもの
- コンパクトかつ軽量(500g以下が理想)
- フタが外れにくい・漏れにくい構造
- 茶こし内蔵でマグカップ代わりに使えるタイプも便利
トラベル用途であれば、茶こし付きのステンレスタンブラー型ポットが最も実用的です。容量350〜500mlで持ち運びしやすいものを選びましょう。
ハーブティーポットの美味しい淹れ方と使い方

良いポットを手に入れても、正しい淹れ方を知らなければ本来の美味しさを引き出すことはできません。
ここでは基本の淹れ方5ステップと、よくある失敗のパターンと解決策をわかりやすく解説します。
基本の5ステップ【温度・蒸らし時間の目安】
ハーブティーを美味しく淹れるための基本ステップを順番に紹介します。
- ポットを温める:熱湯を少量ポットに注ぎ、30秒〜1分温めてから捨てます。温めることでお湯の温度低下を防ぎ、ハーブの香りが引き立ちます。
- ハーブを計量する:ドライハーブは150mlにつきティースプーン1杯(約2g)が目安。フレッシュハーブはその2〜3倍量を使用します。
- 適温のお湯を注ぐ:ほとんどのハーブティーは90〜95℃が最適温度です。沸騰したお湯を1〜2分冷ましてから使いましょう。
- フタをして蒸らす:蒸らし時間は3〜5分が基本です。カモミールは3分、ペパーミントは3〜4分、ルイボスは5分が目安です。
- すぐに注ぐ:蒸らし時間が終わったらすぐにカップに注ぎましょう。そのままにしておくと過抽出になり苦味や渋みが出ます。
| ハーブの種類 | 推奨温度 | 蒸らし時間 |
|---|---|---|
| カモミール | 90〜95℃ | 3分 |
| ペパーミント | 90〜95℃ | 3〜4分 |
| ローズヒップ | 95〜100℃ | 5〜7分 |
| ルイボス | 95〜100℃ | 5分 |
| ラベンダー | 85〜90℃ | 3分 |
よくある失敗3パターンと解決策
ハーブティーを淹れる際によく起きる失敗パターンと、その解決策をまとめました。
失敗①:味が薄い・香りが弱い
- 原因:ハーブの量が少ない、お湯の温度が低い、蒸らし時間が短い
- 解決策:ハーブ量を増やす(ティースプーン1杯→1.5杯)、お湯は90℃以上を使用、蒸らし時間を1分延長する
失敗②:苦味・渋みが強すぎる
- 原因:蒸らし時間が長すぎる、ハーブが浸かりっぱなしになっている
- 解決策:タイマーをセットして蒸らし時間を厳守、抽出後はすぐに茶こしを取り出すかカップに注ぎ切る
失敗③:カップにハーブが入ってしまう
- 原因:茶こしの目が粗すぎる、茶こしのサイズがポットに合っていない
- 解決策:メッシュタイプの茶こしに交換、注ぐ際に別の茶こしをカップにセットして二重ろ過する
ハーブティーポットのお手入れ方法

ハーブティーポットを長く清潔に使い続けるためには、正しいお手入れ方法を習慣化することが大切です。
毎日の洗い方から、茶渋・着色汚れの落とし方まで丁寧に解説します。
毎日の基本的な洗い方
使用後のポットはできるだけ早めに洗うことが基本です。ハーブの成分は時間が経つほどこびりつきやすくなります。
毎日の洗い方の手順は以下の通りです。
- 残ったハーブや茶葉を取り出し、ゴミ箱またはコンポストへ捨てる
- ぬるま湯(40〜50℃)でポット内部と茶こしを軽くすすぐ
- 中性洗剤を使い、柔らかいスポンジで内外を優しく洗う(ガラスは傷つきやすいため固いブラシは避ける)
- 十分にすすいで洗剤が残らないようにする
- 自然乾燥またはキッチンペーパーで水気を拭き取る
茶こしは特に目詰まりしやすいパーツです。毎日使用後に流水でしっかりとハーブの残りカスを流すことを習慣にしましょう。
茶渋・着色汚れの落とし方【重曹・クエン酸】
ハーブティーは普通の紅茶や緑茶と同様に、長く使っているとポット内部に茶渋や着色汚れが付きます。特にローズヒップやハイビスカスなど色の濃いハーブはポットを染めやすいです。
重曹を使ったクリーニング方法(週1回推奨)
- ポットに50℃程度のぬるま湯を入れる
- 重曹を大さじ1杯加えてよく溶かす
- 30分〜1時間そのまま置く
- スポンジで軽くこすり洗いして汚れを落とす
- 十分にすすいで完了
クエン酸を使ったクリーニング方法(月1〜2回推奨)
- ポットにお湯を入れる
- クエン酸小さじ1杯を加えて溶かす
- 1時間ほど放置する
- 流水でよくすすいで完了
クエン酸はミネラル分の沈着やくすみに特に効果的です。重曹では落ちにくい白っぽい汚れにはクエン酸を試してみましょう。なお、どちらも食品グレードのものを使用することをおすすめします。
ハーブティーポットに関するよくある質問

ハーブティーポットに関して、多くの方から寄せられる疑問にお答えします。
100均のポットでも代用できる?
Q. 100均(ダイソー・セリア)のポットでもハーブティーを淹れられますか?
A: 代用は可能ですが、いくつかの注意点があります。100均のポットは茶こしの目が粗かったり、耐熱性が低いものが多いです。特に熱湯を入れる際にガラスが割れるリスクがあります。耐熱温度を必ず確認し、沸騰したてのお湯は使わないようにしましょう。長期的に使うなら専用ポットへの移行をおすすめします。
フレンチプレスやコーヒーサーバーは使える?
Q. フレンチプレスやコーヒーサーバーでハーブティーを淹れることはできますか?
A: フレンチプレスはハーブティーに非常に向いています。ハーブをプランジャーで押さえて抽出するため、蒸らしと分離が確実にできます。ただしコーヒーの香りが残ってしまう可能性があるため、コーヒー兼用の場合は洗浄を徹底してください。コーヒーサーバーはフィルターがペーパー式でハーブの香り成分を吸着してしまうため、あまりおすすめできません。
ポットなしでハーブティーを淹れる方法は?
Q. ハーブティーポットを持っていない場合、どうすれば美味しく淹れられますか?
A: 代用方法はいくつかあります。まずマグカップ+茶こし(別売り)で直接カップに入れて淹れる方法が最もシンプルです。また、ティーバッグにドライハーブを詰める方法も手軽です。小鍋でハーブと水を煮出してから茶こしで濾す煮出し法も風味が出やすくおすすめです。
茶こしだけ別売りで購入できる?
Q. ポットの茶こしが壊れてしまいました。茶こしだけ購入することはできますか?
A: 多くの主要ブランドでは茶こし単体の販売を行っています。HARIO・iwaki・Kintoなどは公式サイトや大手通販サイトで500〜1,500円程度でパーツ購入が可能です。また、汎用のステンレスメッシュ茶こし(直径が合えば代用できる)も市場に流通しています。ポット本体のサイズ(口径・深さ)を確認の上、適合するものを探しましょう。
まとめ|自分に合ったハーブティーポットで至福のティータイムを

この記事では、ハーブティーポットの選び方から価格帯別おすすめ商品12選、正しい淹れ方・お手入れ方法まで幅広く解説してきました。
最後に重要なポイントをまとめます。
- 素材選び:ハーブの色や香りを楽しみたいなら耐熱ガラス、保温を重視するなら陶器・磁器、アウトドア用途ならステンレスがベスト
- 容量の目安:「飲む人数+1杯分」を基準に選ぶ。一人暮らしなら300〜450mlのコンパクトサイズが最適
- 茶こしの重要性:バスケット型のメッシュストレーナーが最もハーブに向いており、目詰まりや漏れを防げる
- 長期使用を考える:パーツ交換ができるHARIO・iwaki・Kintoなどのブランドを選ぶとコスト効率が高い
- 正しい淹れ方:90〜95℃のお湯で3〜5分蒸らし、抽出後はすぐに注ぐことが美味しさの基本
ハーブティーポットは一度良いものを選べば毎日の生活の質を長期間にわたって高めてくれるアイテムです。
ぜひ自分のライフスタイルや予算に合ったポットを見つけて、豊かなハーブティーライフをスタートさせてください。


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